大腸カメラ。自分の腸はどんなかたち?
便秘の症状は小学生くらいの時からありました。
トイレに入っている時間が長く、便と言ったらころころとしたものだと思っていました。
20代の後半に入り、便秘の症状はひどくなりました。
1週間ほど出ない時が普通で、おなかはいつもはっており気持ちが悪く、どうにか出すためにトイレに30分以上こもってもほとんど出ず汗だくになって終わる日が続いていました。
20代後半は社会人としても責任のある仕事を任されるようになったこと、恋愛の悩みなどがもあり、原因はストレスにあると考えていました。
市販の便秘薬も試しましたが、その時は良いのですが、飲まなければまた元通りになるという状況でした。
その中でマグネシウム系の薬は痛みもなく便通もスムーズでした。
その後、症状はひどくなり、腹痛から貧血のような症状で倒れたり、食後必ず下腹が痛むようになり食欲がなくなっていきました。
原因はストレス・・・ずっと病院に行っても仕方がないと思っていたのですが、思い切って病院に行きました。
結果は、やはり原因は分からない。でも、大腸カメラやってみる?と言われ、何かわかるならという思いでやってみる事にしました。
大腸カメラは想像していたものより過酷でした。
カメラ事態は問題ないのですが、前準備で体の中をからっぽにするという作業を約半日かけて行います。
大量の下剤を飲みます。途中挫折しそうになりましたが、本当に体の中が空っぽになった時の身軽さ、すっきり感は今まで味わったことのないものでした。
大腸カメラの結果、私の大腸・S字結腸という部分が普通の人より少しねじれている事が分かりました。
ねじれている人は、以外にも多くいるそうです。
ストレスではなかった。ちゃんと原因があった。ずっと縛られていた何かから解放された気分でした。
医師から腸のマッサージ方法や、朝に便が出やすい事、乳酸菌をとるように指導を受けました。
そして、今でも続けています。
乳酸菌・ヨーグルトは、大腸カメラ以前から度々試していましたが、あまり効果がありませんでした。
しかし、大腸カメラ後、朝食にヨーグルトとバナナを食べる習慣を半年続けた結果、便秘はすっかりなくなり毎朝快調です。
大腸カメラ、またそれを勧めてくれた医師おかげで自分の腸の事が分かり、自分の体とちゃんと向き合う意志を持てたこと、それが便秘解消につながった一番の原因だったように思います。
HN:かなまる